5.Skin Trouble1 メラニンの排出リズムが滞り、色素沈着が起きてできたシミ 老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)

   2018/07/12

発生要因:紫外線、エイジング

原因:「日光性色素斑」や「日光黒子」ともいわれるシミで、主に紫外線による影響が大きく、肌のターンオーバーが低下し始める30代くらいから徐々に現れてきます。本来、紫外線を浴びた肌は、防御反応としてメラニンをつくります。これは、紫外線が身体の中に到達し、細胞にダメージを与えないようにフィルターとなって守るためです。ところが、紫外線を大量に浴びたり、加齢に伴うターンオーバーの乱れで過剰につくられたメラニンの排出が滞ると、色素沈着を起こしてシミになります。

メカニズム:紫外線によって活性酸素が過剰に発生すると、メラノサイトと呼ばれるメラニンをつくる色素細胞を刺激し、酵素チロシナーゼが活性化することでメラニンが大量につくり出されます。細胞活動の低下や加齢に伴うターンオーバーの乱れでメラニンの排出が滞り、色素沈着を起こしシミとなって肌の表面に現れます。また、角質肥厚を起こした肌では、メラニンを含む古い角質が角層に留まり、光の透過や反射がキレイに行われない、キメの乱れによる肌表面の凹凸で黒影ができるなど、顔全体のくすみも招きます。

【ワンポイントアドバイス】
紫外線の影響を浴びたらその日のうちにケア。肌への影響を残さないようにしましょう。

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