17.体内の水分量の目安、体水分率
補った水分がきちんと体内にキープされているかを見る目安となるのが、「体水分率(たいすいぶんりつ)」です。最近ではこの体水分率を測定できる体組成計測器もあり、体内の水分管理に一役かっています。そして、この体水分率に深く関わるのが筋肉です。筋肉には水分が75~80%含まれています。
それに比べ、脂肪には10~30%の水分しか含まれていません。つまり、体脂肪率の高い人は、体内の水分量が少ないということです。食生活の改善などで肥満を防ぐことはもちろん、適度な運動を取り入れ加齢とともに減少する筋肉量を維持することは、体内の水分量の増加と、身体の巡りの改善にもつながります。